日本の伝統武道を通じて、お子様の「礼儀」を成長途中の早い時期に身に付け、ときに厳しい稽古を通じて、「集中力」と「忍耐力」を養います。

「好きなこと」、「楽しいこと」だけでは決して身に付かない、「忍耐力」を知識ではなく、実感として身をもって学べることが武道の大きな魅力であると考えています。

試合や相手を打ち負かすための稽古ではなく、自分を鍛える、自己鍛錬を大切にしています。稽古内容は基礎体力・基本稽古・移動稽古・型・受け身・護身術です。

1:礼儀作法 2:強い精神力と忍耐力 3:気配り、優しさ

基礎体力や技術向上以外にも、姿勢、一生懸命やる楽しさや苦しいことにも挑戦する強い心を育てていきます。空手は武術・武道ですので、いざというとき自分の身を守ることにも役立ちます。

 

◆稽古を通じて得られる効用・目指す目的

・礼儀・学ぶ姿勢、「はい」という返事を身に付ける

・苦しいことも続けることのできる忍耐力を身に付ける

・集中力と自己鍛錬

・日本文化の奥深さを学ぶ

・心身ともにバランスよく鍛える

・身を守る術の習得

・厳しさを身体で感じ、謙虚さを身に付ける


◆稽古時間:約75分

   ※親子での参加も可能です。


◆基本稽古日
〇第1・3土曜日 
・キッズ:15:00~16:15
・一般 :15:30~17:00
〇第2・4日曜日(※祝日の場合あり) 
・キッズ:15:00~16:15(又は13:00~14:15)
・一般 :15:30~17:00(又は14:00~15:30)

※稽古時間:キッズ75分/一般90分

※最大月4回まで稽古に参加可

※稽古日程は変更となる場合がございます。


稽古の流れ

1:準備体操

2:受け身・その他

3基礎体力訓練+基本稽古

4:体術・護身術

5:組手又は型

6:礼にて終わり
※年に1~2回、希望者には昇級審査を実施します。

以下、道場を選ぶ際の参考にしてください。

武道と名の付く教室・道場は世の中にはたくさんあります。
どこに通われるか、選択する際の一つの参考にして頂ければという思いで記載しております。ここでの武道(不動智会)に対する考え方も併せて紹介させて頂きます。
 
〇自己紹介と武道観
 私(指導者)の簡単ではありますが、武道歴です。
幼少より、空手発祥の琉球空手・日本の古武術を学んできました(います)。数名の厳しい師に付き、奥深い日本伝統武道を長年に渡り稽古を重ねて今日に至ります。武道歴は間もなく30年を迎えますが、今現在も自分自身の稽古を怠っていません。古の達人が残した境地に一歩でも近づくために、日々修練に取り組んでいます。
一昔前(学生時代)は武道と格闘技(キックボクシング、ボクシング、フルコンタクト空手)を並行して修練していましたが、今では完全に武道の世界に身を置いています。
 
相手を打ち負かす、試合での勝ち、負けの優劣・・・それらを目的に稽古をすることに虚しさを感じてしまったからです。



〇なぜ、武道の稽古を30年近くも続けてこれたのか?
 
それは、武道の教えが、日常生活を過ごすうえでとても役立つからです。

壁にぶつかったとき、人間関係、とっさの判断力・・・そういった日常で起こる諸問題に対して武道での経験・学びはとても役立ちます。
困難との向き合い方、相手とのコミュニケーション能力、判断力、そしてイザという時に身を守る護身術、どれも今の時代では必須な技術であると思っています。



〇混同してしまう「格闘技」と「武道」

道着を着たから、武道をしているわけではありせん。
長年、武道に取り組んでいると、似て非なるものである格闘技との違いをはっきりと認識するようになりました。「格闘技」と「武道」を混同される方が多いように思います。
 
そういう私も、一昔前は、「武道」と「格闘技」を混同していました。この辺りの話は非常に長くなるので、割愛しますが、ルールがあるもの、試合や引退があるものは武道ではなくスポーツ、またはスポーツ格闘技です。スポーツや格闘技と「武道」はまったく別物です。
どちらが良い悪いという話ではありませんが、茶道と卓球が違うのと同じくらいの違いがあります。

試合に勝つこと、蹴り合いなどの我慢比べ(根性)、相手を打ち負かすことが本来の武道の姿ではありません。武道には、先人が生死を懸けた極限の状況下で、見出した「叡智」が溢れています。
相対的な優劣(強い・弱い、勝った・負けた、大きい・小さい)を超えた世界が本来の武道の姿です。※武道の深い話は後日紹介できればと考えています。

武道を通じて、何か1つ人生で役立つヒントや術を持ち帰ってほしいという想いで稽古を主催しています。ときには早い段階で子供にも厳しい環境を経験することや、自分の思い通りにいかないこと、キツイ稽古を通じて、我慢を覚えることも大切だと思います。
 
不動智会は、団体のブランド力は一切ありませんので有名無名で道場を決める方や試合目的の稽古をしたい方には向きません。スポーツではなく、自己鍛錬をメインとした武の修練を行っています。